有料老人ホームで文化祭
私の祖母は90歳を越えて初めて有料老人ホームに入所しました。その有料老人ホームは私の実家近所にある景色の良い温泉地にあり、両親が自動車で介護に通うという毎日を送っていました。スタッフの方々も地元住民かつ祖母が元気だった頃からの顔見知りが多く、良好な環境だったと記憶しています。 ある日、その有料老人ホームで文化祭がありました。入所者の中には華道の師範や書道・絵画のセミプロも少なからずおり、地元のちょっとした名物になっていたそうです。編み物が得意だった祖母は色とりどりの毛糸でテーブルクロスを作りました。ペルシャ風の唐草模様を編み込まれた大作に、来場者の皆さんがとても驚いていたのが私の印象にのこっています。 祖母が他界してもう5年にもなりますが、今でも鮮明に覚えています。